『この人と結婚するんだ…』と自発的に感じる相手(仕事)と出会えるまで、恋愛(転職)を繰り返すだけの受動的恋愛(就職)観。
釣った魚を与えるより『釣りの仕方を教える』優しさと、空はなぜ青いのかと悩む人に「ググれカス」と言う優しさは似ている。
「顔なんてただのアイコンなんだから、好きになった人の顔がアイコンとして好きになるだけだよ」って誰かを励まそうと思ったんだけど、ツイッターのアイコンの重要度からすると全然励ましにならなかった。
『「年代の高い方にウケそうなものまね番組を見るたびに、ものまね自体が廃れたコンテンツだと思えてくるのが心苦しい」と思ったけど、若い人にウケる番組が作れないテレビ自体が廃れたコンテンツだから問題なかった』などの非難のいいところは、具体的な解決策がなくても言うことができるところです。
「アルミ缶の上にあるミカン」彼女は確かにミカンと言った。しかし実際にそこにあるのはリンゴであり、彼女はリンゴを見つめていた。彼女は目が見えないのだ。僕は理解した。しかし、なぜミカンの下に“アルミ缶”があることを彼女が知っていたのか。その時の僕には気付けなかった。
布団が吹っ飛んだ。僕がそのことに気付いたのは、質量のある物体が僕の目の前に音を立てて叩きつけられてからだ。一歩間違えれば死んでいた。驚いた表情で見上げると、僕の部屋のベランダで楽しげに笑う犯人がいた。もしかしたらこれは彼女なりの愛情表現なのかもしれない。2枚目の布団が吹っ飛んだ。
『ため息をつくと幸せが逃げる』世界では、逃がした幸せを得ようとする者がそのため息に集まる。「元気だせよ」と近づく彼が、ため息の彼の幸せを奪う。ため息をつくだけの彼も、優しいだけの彼を救っているのだ。弱者が強者を引き立てる。こうした過不足のない世界が廻っているだけなのである。(完)



うさぎ








