佐々木俊尚『「当事者」の時代』(光文社新書、2012年)を読了。当事者性を失ったメディア言論へ警鐘を鳴らす。問題提起としては優れているが、本としてはまとまりがなく読みにくかった。あとキーワードはもうちょっとキャッチーなほうがいい。 http://t.co/g5mEqciy
高橋洋一『日本経済の真相』(中経出版、2012年)を読了。元財務官僚の著者が巷間言われている経済についての俗説、日本のデフレは人口減少が原因――など22のトピックについて、その真相を説く。広く浅くではあるが、経済ネタを概観するには良書。 http://t.co/E45ZJlOb
瀧本哲史『武器としての決断思考』(星海社新書、2011日年)を読了。自分で最善解を見つける考え方として、ディベートのテクニックを応用した「決断思考」を説く。優れたディベートの啓蒙書だとは思うが、タイトルほどのインパクトは内容にはなかった。 http://t.co/DOR1rCNp
萱野稔人、神里達博『没落する文明』(集英社新書、2012年)を読了。国家と暴力を論じてきた哲学者と、社会とリスクを論じてきた科学史家のふたりによる、文明についての対談。とても刺激的で面白かった。 http://t.co/CZDrx4ne
“神里「日本列島では、地震や台風などによって定期的にモノが壊れるから、万里の長城やピラミッドに象徴されるような、完成をめざす文明をつくるよりは、20年に一度つくりかえる伊勢神宮に象徴されるような、プロセス自体を目標とする文化を形成してきた」”(没落する文明『萱野稔人、神里達博』)
“実際の原子や分子の衝突は、これより複雑なのですが、やはり完全に可逆現象で、その運動をいくら注意深く観察しても、過去と未来の区別がつかないことがわかっています。つまり、原子や分子1個1個の世界では時間の矢は存在しないのです。”(二間瀬敏史『どうして時間は「流れる」のか』)
長沼毅『私たちは進化できるのか』(廣済堂新書、2012年)を読了。まもなくやってくるという氷期に人類は生き延びることができるのか。極限環境で生きる生物から、生命とは何か、進化とは何か、人類とは何かを探る。面白かった。 http://t.co/8WBlOWLA
津田大介『情報の呼吸法』(朝日出版社、2012年)を読了。書名の頭に「津田大介の」と付けたほうがいい内容。俺はこうやってきて、こうやってるよ、みたいな。それが面白い人もいるだろうし、そうじゃない人もいるだろう。いま限定で読む価値はある。 http://t.co/1NIHPDyf
“橋爪「よく、この科学の時代に奇蹟を信じるなんて、と言う人がいますが、一神教に対する無理解もはなはだしい。科学をつくった人びとだからこそ、奇蹟を信じることができるんです。科学を信じるから奇蹟を信じる。これが、一神教的に正しい」”(橋爪大三郎、大澤真幸『ふしぎなキリスト教』)
“政治にはコミュニケーションが必要だ。なるほど、そうかもしれない。しかしもしそうだとすれば、まさにその実現のためにこそ、これからはコミュニケーションなき政治の領域が整備されるべきなのではないか。”(東浩紀『一般意志2.0』)
“浜田「一国の中央銀行のエコノミストが、デフレは良いことか悪いことか、などという議論をするのは、世界の常識では考えられない。(…)そもそもデフレを容認することはないと思います」”(浜田宏一・若田部昌澄・勝間和代『伝説の教授に学べ!』)
岡田暁生『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』(中公新書、2005年)を読了。グレゴリオ聖歌から現代音楽まで、いわゆる「クラシック音楽」の前史からその後までをたどる西洋音楽史。年表と人物を並べたような無味乾燥な歴史ではなく、著者の視点による音楽史なので読み物として楽しめた。良書。
千年後の日本を心配するなんてどうかしてるよ。いまから千年前、平安時代の人たちが僕らのことを心配したとして、いったい何ができた?せいぜい和歌を詠むくらいでしょ?僕らにできることもその程度のことだよ。
ほほう。/ブラック・サバス再結成発表 http://t.co/eFYSEyU1 #yjfc_rock_and_pops



吉田真吾










