「安っぽいミニスカート 安っぽいオフショルダー…あなたも充分安っぽいわねえ」「ここはしがない下町のキャバクラです!どうぞお引き取り下さい!!」まで想像して完全に荒地の魔女ポジで滅びるのはわたしの方だなと思いながら出勤前の嬢を見送った
公園に集まった登校前の小学生が日食グラスで目を覆って空を見上げる横で、出社前のスーツのお父さんがそれぞれの息子に‘おいちょっとそれ貸しなさい順番だろ早く’と言っているのを見ていた
まぁ傲慢さ故にある一点に収束した結論から微動だにできないまま拠り所をそこに設定するしかなくなるまで自分追い込めば簡単に狂えるんでしょうけどそういう人って往々にして絶滅しないし渦中にいれば幸福なのでwinかなとは思う
休日出勤は報告書を作成して先輩の机の上に放り投げるだけの簡単なお仕事だったはずなのに運悪くその先輩も出社していたため指導が始まりぞぉいの文章は一文が長く句点の位置もおかしいと大学卒業してるとは思えない指摘や半角スペースと全角スペースの違い等のご教授を頂き斯くして一日は過ぎ行けり
あなたは綺麗だけれどまだまだねと言われたのでどうしたら貴方のように綺麗になれますかと聞くとこのカタツムリのエキスがたっぷり入っているクリームを塗りなさいと手渡されたので幾許かの紙幣と引き換えにクリームを手に入れて帰りがけに道端のカタツムリに見せびらかそうとしたが一匹も見当たらない
栄光に向かって走るあの列車に乗って行こうとする老人たちを見ながら向かいのホームで小さな石を三つ四つ積んでは崩し積んでは崩しところで君はどこに行くのですかと聞かれた気がして黙ったままほどけてもいない靴紐をわざわざ結び直すけれど話しかけてくる人などいるわけもなく列車など来るわけもなく



ぞぉい



































































